こんばんは、蝉海です。 ちょっと色々とやることが溜まっているから今日は近況だけで。年末……ですね。 いやはや思い起こしてみれば、今年は学生に戻ったことで余暇ができ、 色々なことを見聞きすることができたように思います。 （しかし、思いのほかやり切…

こんばんは、蝉海です。 昨日はゆりいかさんの開催される読書会に参加してきました。 お題は『銀河鉄道の夜』（宮沢賢治） 近代文学の中でも飛びぬけて知名度があり且つ難読なことで有名な作品で、 予想通り議論は大紛糾の状態となりました。 終わったのは、…

タイトルの通りです。 実は私。大学で哲学を学んでおきながら、 高校時代にまともな倫理の勉強をしたことがありません。「倫理」という授業自体は1年のとき必修で受けさせられましたが、 実際は世界史をやっていたため、全く学んでいないも同然なのです。 い…

・ 死――、内と外の合一。及びカイロスの問題について 『鏡子の家』（1959年）は三島の作品の中でも、「筋肉」と「美」の関係性と「死」の問題について、徹底して考察された指折りの一作である。あらすじは次の通りだ。 資産家の令嬢である鏡子の家には、四人…